今週末の新製品についてアレコレ②

本日は朝からNGO関が来週開催のドイツエッセンにB2F吉田が持ち込むサンプルの作成のため応援に来ておりました。ご提案する企業が複数存在すること、タイル枚数が比較的多いため、朝からずっと断裁しておりましたが、夕方には準備完了お疲れ様でした。ボード類もほぼ終わったのですが、実はコマに特殊形状が多いので明日からゴム型を作成して複製する予定です。では昨日の話に戻ります。

 

えーと、今回のゲームで目標としたのは「製造速度」「製造ロット」と書きましたが、あんまり一般的には実感の感じづらいテーマのような気がしてきました。ですがこれ作る側には常に大きな課題でして、単純に理想を言えば「少ない量を短期間で作り、さっさとコストを回収する。必要なら再製造」これ理想です。常に製造側が夢見ている命題でもありますが、大体において困難な目標になります。

まず「製造速度」を早くして「製造ロット」を少なくすると、コストが上がります。当然ですね。ですが商品には的確な売価が存在しており、ただ作った価格を参考に売価をつければいいものではありません。

そのため犠牲になるのが「製造ロット」と「製造速度」です。まずメインのパーツが印刷物であるボードゲームは数多く作れば作るほど安くなります。これは印刷工場では1000作るも5000作るも材料費以外のコストが同じだからです。だったらたくさん作るほうがお安い、当然の理論です。

次の「製造速度」ですがこれはいくつかの要素があります。大体は海外での製造と運搬速度です。海外で製造してコストを下げるのは大きいですが、コミュニケーションや船での運搬、税関などの諸々の理由で納期は国内製造の数倍の時間が必要です。それ以外にも不良品の発生、クレームの非対応など国内では考えられないリスクも追加されます。

そういう都合でこれまでは確実に売れる一般向きの商品をしっかり作るのが基本的なスタンスでした。ですが今回の商品はそこから外れた新しい考え方で作っております。今日も長いので続きはまた明日。明日はタイトルも発表します。